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2025-01-23
史跡散策クラブは1月23日、23名の参加者で、桑名市の六華苑、七里の渡し、九華公園(桑名城跡)散策へ行って来ました。
JR名古屋駅に8時50分集合して、JR桑名駅に9時28分に到着しました。2班に分かれてガイドさんの説明を聞きながら、広く整備された「八軒通」を東に向かいました。途中、薩摩義士墓所(宝永治水で命を懸け犠牲となった薩摩藩士を弔う史跡)、通り井(桑名藩主による地下水路と井戸跡)、運河(桑名城外堀)を通り、六華苑へと向かいました。
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六華苑(旧諸戸清六邸)は、山林王と呼ばれた桑名の実業家 二代目諸戸清六の邸宅として大正2年に竣工しました。洋館と和館、日本庭園(池泉回遊式)で構成されています、特にその洋館部分は、鹿鳴館などを設計した「日本近代建築の父」と呼ばれた、ジョサイア・コンドルが手掛け、地方に唯一残る作品として注目されています。洋館と和館が繋がった六華苑前の広場で1枚目の集合写真を撮りました。天気が良く青空の元、みんな笑顔です。その後、洋館と和館の内部を見学しました。
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六華苑見学の後は、整備された揖斐川右岸堤防にでました。上流には、長良川河口堰が見え、遠くに名古屋の高層ビルが見えました。空が澄んだ日は御岳もきれいに見えるとのことでした。
堤防に沿って下流側に歩き、七里の渡し跡(熱田の七里の渡しと結ぶ東海道)、幡龍櫓(桑名城のシンボル:ゲート操作管理所として復元)など、東海道の要衝であった桑名城の説明を興味深く聞きました。地元のボランティアさんの説明で、桑名の歴史への理解が深まりました。桑名城は明治維新の時、解体され存在しませんが、今でも桑名市民に愛されている初代藩主の本多忠勝像の前で、2枚目の集合写真を撮りました。
解散後、近くの歌行燈本店で美味しいランチを全員でいただきました。
全行程、約6.5kmの散策でしたが、天気も良く、春のような陽気のなか、楽しく散策できました。ボランティアさん、ありがとうございました。
皆さん、お疲れ様でした。
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