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2025-11-11
11月11日(火)滋賀県大津市琵琶湖湖畔の三井寺・西教寺へ出かけました。高速道路で約2時間、天台宗門総本山園城寺(三井寺)へ到着、早速3班に分かれての拝観スタートです。この寺は1300年の歴史を持ち国宝64点、重要文化財720点を有する文化財宝庫の寺院です。現地ガイドの案内で要所要所に纏わる説明を受けながら楽しくゆったりとした時間をすごしました。
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★≪閼伽井屋≫(あかいや)天智・天武・持統天皇の三帝の誕生の際に産湯に用いられた霊泉があり「御井(みい)の寺」と呼ばれ三井寺の由来となる。
★≪不死鳥の寺≫比叡山延暦寺との対立で大小合わせて五十回もの焼き討ちや豊臣秀吉によって寺領を没収され廃寺同然になったことなど歴史上の苦難を乗り越え、数々の争乱で繰り返し焼失し、どんな苦難も乗り越えて復活したことから言われています。
★「弁慶の引き摺り鐘」弁慶が比叡山へ引き摺り上げ撞いてみると“イノー・イノー”(関西弁で帰りたい)と響いたので弁慶は「そんなに三井寺へ帰りたいのか!」と怒り鐘を谷底へ投げ捨ててしまったそうです。
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重要文化財宝庫の三井寺を後にし、一路西教寺へと向かいます。沢山の情報を耳にし、目にしながら歩き廻り、お腹も空いてきました。総門前で写真を撮り、行く先は「菊御前」が待っている食堂へ昼食後、本堂前にて集合写真を撮りその後お寺のお坊さんによる拝観案内が鐘楼から始まり、本堂で西教寺の歴史の一端を聞き、その後数々の文化財の説明と内容の濃い拝観ができました。西教寺は明智光秀との関りが深く貴重な文化財もあり大本坊庭園は比叡山と西教寺との位置関係や琵琶湖を模した池などもありとても見応えがありました。屋根瓦には身代わりの手白猿の猿瓦や笏谷石(しゃくだにいし)の阿弥陀二十五菩薩石仏なども目を見張りました。
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