高年大学鯱城学園

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重要文化財研究Important Cultural Property Research

可睡斎 油山寺

2025-06-24

6月24日(火)重要文化財研究の研修で静岡県袋井の可睡斎・ゆりの園・油山寺にでかけました。あいにくの小雨模様の中、10時過ぎに可睡斎に到着、600年以上の伝説を誇り秋葉三尺坊大権現のご神体を祀る曹洞宗の名刹、徳川家康ゆかりの禅寺で、修行僧の修行の場として、多くの僧侶が修行されていました。ここで修業されている雲水様のご案内と法話をお聞きし、多くの僧侶の方々の厳粛で壮観なご祈祷をいただくことが出来ました。そのあと優美で歴史的な多くの建造物が立ち並ぶ境内を拝観後、「医食同源」の考えで作られた見た目にも美しく華やかで、体に優しく美味しい精進料理を頂きました。
今回の訪寺はタイトなスケジュールだったため、ゆっくり参拝することができませんでしたが、可睡斎では、季節に合わせたひな祭り,牡丹まつり、風鈴祭り、紅葉ご利益めぐりなど参拝者をたのしませる企画が一年を通してありますので、機会があれば、ぜひまた季節に合わせて再訪したいと思う寺院でした。

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可睡斎で精進料理を頂いた後、自由散策での「可睡ゆりの園」は3万坪におよぶ広大な敷地にゆりや紫陽花が満開で、それは素晴らしく夢の中の情景を目の当たりにしているようで、とても幸せな時間でした。

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油山寺は千三百年の歴史に佇む行基により開山された真言宗のお寺で、山全体が霊域で多くの文化財・寺宝が所蔵されており、足腰と特に目に後利益があり全国から多くの方々がご祈祷、ご参拝に訪れられるようです。宝生殿にて住職様の法話をお聞きして、四天王、十三仏戒壇を巡り、数々の仏像と美しい天井画を拝見し、山門横の弘法大師ゆかりの伝説の(幹が松の木、枝葉が杉の木)の横を通り、大自然の静けさ、御仏の恵みに抱かれ、有意義であった研修をおえて帰途につきました。

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