高年大学鯱城学園

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重要文化財研究Important Cultural Property Research

三十三間堂・東寺 校外研修

2024-12-03

2024年12月3日、38期・39期合計33名の参加の下、バスでの校外研修で京都三十三間堂と東寺に行った。初冬にも拘わらず暖かい一日で、まだ京都には紅葉が残っていた。
まずは三十三間堂へ。全長120m超の堂内には、1,000体を超える千手菩薩が整然と並び参拝者を温かく見守っており、その迫力に心を打たれた。今回は僧侶の方から、人生の行き方を考えさせられる法話も受け、仏像からの視覚と耳からの法話に心が満たされた参拝であった。
京都御苑側のホテルで昼食。その後、紅葉の残る京都御苑内を散策した。

次に東寺に向かい、2名のボランティアガイドの説明で、嵯峨天皇の要請で東寺を実質的に作り上げた”空海”の世界を鑑賞した。真言宗の教えを仏画・経典ではなく、庶民に分かり易く視覚に訴える”立体曼荼羅”を安置する”講堂”、本尊である薬師如来の鎮座する”金堂”、更には京都一高い五重塔の内陣の菩薩も拝観し、充実した研修であった。最後に1億5千万円の建設費を要した”東司 便所”も有難く利用させて頂いた。

※クリックすると拡大することができます。

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