高年大学鯱城学園

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重要文化財研究Important Cultural Property Research

校外研修、三千院、MIHOミュージアム

2024-07-09

2024年度2回目のバスによる郊外研修は京都の三千院と滋賀県甲賀市のMIHOミュージアム見学でした。
参加者は28名、名古屋を10分早く出発。2時間半ほどで大原に着きました。

駐車場から御殿門までは呂川の水音を聞き心地よい風を受けながら、遊歩道を15分ほど歩きました。
12世紀に建てられた重要文化財の往生極楽院の中、阿弥陀三尊像のすぐ近くでお寺の方より法話をいただきました。
中尊の阿弥陀如来は来迎印を結び、右の観世音菩薩は往生者を蓮台に乗せる姿で、左の勢至観音菩薩像は合掌していました。両菩薩共に少し前かがみに跪いていました。《大和座り》と言われるそうです。このような仏像は大変珍しく中国やインドにもないとの事でした。また建物の内部の事や三尊像を納める工夫で舟底型の天井になっていることなどを詳しくお聞きしました

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本日二番目の研修はMIHOミュージアムです。

MIペイ氏の設計による建物もすばらしく、アプローチのトンネルもすてきでした。
美術館では各自ガイドレシーバーを借りて館内を見て回りました。
特別展“奈良大和路のみほとけ”と世界の歴史の常設展があり、館内はかなり広いものででした。
予定の16時10分を少しオーバーしましたが信楽の山々を後に栄オアシスに無事に到着しました。

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