高年大学鯱城学園

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重要文化財研究Important Cultural Property Research

奈良国立博物館・興福寺 校外研修

2024-06-04

2024年度最初のバスによる郊外研修は奈良国立博物館と興福寺を研修先に選んだ。
国立博物館は”特別展 空海”が開催されており大層な混雑。空海が仏教の教義を教える(広める)ために用いた仏像や、2つの絵画「金剛界曼荼羅」と「胎蔵界曼荼羅」が圧巻であった。 

大層充実した展示で感動。その後博物館の仏像館に移動、数々の仏像、書画に魅了された。
博物館では珍しく撮影可能な巨大仁王像の前で記念撮影を実施した。

※クリックすると拡大することができます。

本日二番目の研修は興福寺。最初はボランティアガイドの説明で中金堂、南円堂、更には北円堂を見学。興福寺は7回の火災で多くが消失。現在の多くのお堂は8回目に再建されたものとの事。
未だ再建されていない堂宇の礎石跡をみるとこの興福寺が如何に大きな寺で在ったかが偲ばれる。 

その後興福寺研修の目玉、国宝館で”阿修羅像”と対面。凛々しくも憂いを帯びたその表情は、まさしく美少年そのもの。また、白鳳時代の柔らかなほほ笑みで衆生を見守る“仏頭”にも感動した。

今回の研修は非常に充実した研修内容であった。夕刻7時過ぎに名古屋に帰着した。

※クリックすると拡大することができます。