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2023-05-19
新たに38期生を迎えたわが重要文化財研究クラブは、今年度初の郊外研修として、5月9日に室生寺・長谷寺に行ってきました。
私たちの重要文化財クラブでは、京都・奈良・滋賀等へ観光バスを使った郊外研修と東海3県への公共交通機関を利用した近郊研修をほぼ月に1回程度実施しています。なお、この外部での研修を行う前週には、研修先について校内で学んでいます。
最初に向かった室生寺は、奈良盆地の東方、三重県境に近い室生の地にある山岳寺院です。真言宗の拠点である高野山が、かつては女人禁制であったことから、「女人高野」の別名があります。ここではお寺の方から説明していただきました。こうしてお寺の方やボランティアの方の説明を伺うことがクラブの伝統です。
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次に、長谷寺を訪れました。長谷寺は、大和と伊勢を結ぶ初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に本堂が建っています。初瀬山は牡丹の名所であり、7,000株といわれる牡丹が満開になり、当寺は古くから「花の御寺」と称されます。
牡丹のシーズンは残念ながら終わっていましたが、ところどころ花を楽しむことも出来ました。長谷寺では、ボランティアの方からお寺やお寺にまつわるエピソードについて詳しくお話を伺いました。
今年の活動の特色は、コロナが一段落したこともあり、車中、昼食時ともに話の花が咲くことです。
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