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2022-12-08
桑名には、江戸時代の始まりと終わりに、日本史上で重要な役割を担った歴史があります。すなわち、桑名の礎を築いた初代桑名藩主、徳川四天王の一人本多忠勝から、兄の会津藩主松平安保と共に幕末の動乱を最後まで戦い抜いた18代藩主、松平定敬(さだあき)まで、桑名藩は徳川家の重臣として江戸幕府を支え続けた歴史があります。
そんな歴史を持つ城下町であり、東海道五十三次の宿場町でもあった桑名の町で晩秋の散策を楽しんできました。
「桑名歴史案内人の会」のガイドさんに案内をしていただきました。
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海蔵寺(曹洞宗)
徳川の命で薩摩藩により行われた宝歴治水(1754~55)で死亡した薩摩藩士の墓24基がある。
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六華苑(国重要文化財)
桑名の山林王として富を築いた諸戸家の二代清六の新居として大正2年(1913年)に建てられた。
洋館は鹿鳴館を設計したイギリス人の建築家ジョサイア・コンドルの作品。
作品には裏話があり、当初の設計では3階建てなのに清六の要望で1層追加されて建物バランスが悪くなったとのこと。
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七里の渡し跡
宮宿(尾張国)と桑名宿(伊勢国)を結ぶ海路七里の渡し場跡。
伊勢湾台風後に堤防が強化され趣が損なわれてしまった。
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九華公園(桑名城跡)
昭和3年桑名城址は公園として整備され、四季折々の花々が咲く市民の憩いの場所となっている。
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春日神社(桑名総社)
桑名神社と中臣神社の2社から成る。桑名神社は、繁栄の神、中臣神社は厄除けの神と言われ、日本一やかましい祭りと言われる石取祭はこの神社の祭りである。
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