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2026-02-10
令和8年2月10日から14日の期間、中区役所7階で開催されたギャラリー展に参加しました 。 会場には、クラブメンバーそれぞれが日々の暮らしや旅先での感動、そして家族への想いなどを三十一文字に託した個性豊かな作品が並びました 。多くの方に足を運んでいただき、私たちの創作活動の成果を直接お届けできる貴重な機会となりました。
※クリックすると拡大することができます。
<出展作品>
ペガサスよ厚き雲間に蒼き空暗雲蹴散らし駆け巡れ今
街歩き錦に光るクリスマス手を取る君の瞳に映り
雪白しケーキの上のサンタにも乾杯をして平和を祈りぬ
39期美術 米久保千恵子
北陸路一筆啓上桜舞い君を探して丸岡城
覚王山縁日並び撒き餌する鳩が舞い降り客に群がる
深夜便暑さ求めて冬の星君と泳ごうバタンガスビーチ
39期暮らし 村崎幸一
人生を味わい尽くす束の間の終着駅に着くまでのとき
汝はあざみ愛しき人よ憂いあり高嶺の花は触れるに触れえず
桜月寒中打破に蕾起き空は一面花咲か爺(じじい)
39期美術 丸山裕司
学友の笑顔と熱気の銀河系我も一つの輝く星に
木漏れ日を百段登る百毫寺秋天の古都十の眼(まなこ)に
紅葉と青もみじ競う季(とき)のなか熊出没の噂を語る?
39期歴文A 川北芳裕
片方の手に持てる限りの厄災を握って失せた青い手袋
光の環見ているうちに白内障手術(オペ)終わり今からサイボーグとして 生きる
橋の先朝を待ち侘び君と見るモンサンミシェル空と地のあわい
39期美術 太田順子
真珠採る漁師町から近代化三十年(みそとせ)足らずドバイのビル群
〈砂漠にはラクダ〉の定番覆し4WDのデザートサファリ
早朝の東京へ行く新幹線EX(イーエックス)チケット出せず時迫り来る
「国宝」の映画に魅せられ藤娘浅草歌舞伎の莟玉(かんぎょく)を見る
女子旅のミーアキャットの直立に友ら背伸ばすのんほいパーク
いちご狩り数を競いて強者は「八十個食べた」とケロリと言いし
バスの中歌いつ進む伊良湖道夕空も海も橙色に
39期園芸 石原多美
燕岳(つばくろ)にひとり腰かけ雲海の遥か向こうに富士の山影
高千穂の神舞い降りた山登り見渡す景色今も火の国
もみじ葉の中に微笑む君まるで幸せ運ぶ円空仏
39期園芸 青山明
熊たちは山からいでて町めぐり絵本の熊はみな愛らしき
ほほえみの人気者なるテディベアいとしき顔でなぜ人おそう
かんしゃくの「く」の玉弾け何のこるかんしゃ、感謝の笑顔あふるる
真っしろに雪のペンキ屋ハケ持ちてすべてをリセットすがしき朝よ
大雪に悩み多かりわが故郷雪かき難し老いたる身には
40期暮らし 松浦みち子
新春に異なる道を歩みきて集いし友のあふれる笑顔
会話なくひたすらスマホうつむいて銀河瞬く冬のバス停
年末に煌めく街を孫とふたり演奏会の余韻を胸に
40期歴文B 津谷千代
ナンキンハゼ地球のフライパンの中ポップコーンのごとはじけおり
触れてみるつるんと丸くあたたかなベンガラ色の弥生式土器
部屋のすみに残る娘の描きたる緑が囲む百葉箱の絵
曇天の曲がり角から待ち伏せのヒイラギナンテンわっと黄の花
40期歴文A 中村京子
寒風に縮こまっての帰り道コタツにミカン待っててくれるよ
下呂前夜スマホ光らせ「まだかな」と六十五才の少年がいる
楕円球曇り空ゆく笛の音に緑は散りてなお匂いけり
40期国際B 大畑仁志
違憲です格差訴訟一票の衆院解散さらに拡大
判決が暴走するの結論かまっすぐな道危険運転
トランプの今日もやるのはババヌキだ強権発動ジジヌキせんとな
短歌にも世界変え得る力あり非戦反戦狼煙を上げて
近づいてよくよく見れば絵画なり家出捜索猫の貼り紙
友の会名鉄デパート閉店だ残高減らし毎日通う
40期美術 安藤呈茶