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2025-11-08
今年のテーマは「短歌って楽しい?短歌って楽しい!!」
テーマどおり、楽しい力作を展示することができました。また、同じ部屋を使用したクラス・クラブの御協力もあり、昨年と比較して広めのスペースをいただけたので、余裕のある展示となりました。感謝、感謝です。
※クリックすると拡大することができます。
展示した作品です。お気に入りの一首はありますでしょうか?
40期美術 安藤呈茶
秋稔り芋栗柿に林檎ありそれでもバナナ高血圧に
叙勲をば辞退し凛と立つ人よ杉村春子もういないのか
40期国際B 大畑仁志
席ゆずる異国の人のまなざしに変らぬもののあたたかさを見る
いつもの朝背に子をのせて通う父両手にひそむ子供の未来
40期歴文B 津谷千代
友と会い朝からのこと語りあう夕焼けを背に歩くを楽しむ
長月の庭黄昏て月見草還らぬ人の微笑むごとく
40期歴文A 中村京子
子らの手が一斉に追うニジマスの背を流れゆく真夏の光
どすこいと水たまり越え強面の名古屋の夏が四股踏んで来る
40期暮らし 松浦みち子
戦いの堪えぬ世界に天使らは〈地には平和〉と歌ひびかせり
熊たちは山からいでて町めぐり絵本の熊はみな愛らしき
ほほえみの人気者なるテディベアいとしき顔でなぜ人おそう
40期歴文B 福谷美子
亡き母の姿思えば我が涙夕暮れの道を家路に急ぐ
さらさらと散りゆく木の葉風ふかれ旅の思い出色艶やかに
39期園芸 青山明
夏空に真上に上がる花火見て翌朝君は首が痛いと
つばくろの山に抱かれ鍛えられ人の優しさ沁む燕山荘
39期園芸 石原多美
山菊の鋏が冴えし盆栽の春から秋への学びの実り
手話歌のステージに立つ緑寿なり晴れ晴れとして学童となる
日常を言の葉にのせ暮らしおる友と詠みな合う短歌ってイイね!
秋空を運動会のはしごする君らのかけっこ我も駆け行く
39期美術 太田順子
傾斜地の草の穂綿の手招きにこのバス停で降りてみようか
曼珠沙華予期せぬ所に朱く咲く顕わになったワタシの心
39期歴文A 川北芳裕
街道にひっそりと立つ道しるべいつも見てると標に囁く
窓辺より見下ろす街はジオラマと音も聴こえず人影も無し
39期暮らし 村崎幸一
照り返す伊予の逆うち杖を突く道後のお湯で身体を癒す
栗拾い日射し傾き秋の空枯葉の褥で君と共寝する
賤ヶ岳戦いの跡や彼岸花現の迷い切って伐りまくる
39期美術 丸山裕司
ハイタッチE・Tタッチグータッチ幸せ運ぶ微笑返し
人生を味わい尽くす束の間の終着駅に着くまでのとき
39期美術 米久保千恵子
我犬派されど来世は猫となる瑠璃色の目の野良猫となる
風切って自転車漕げば頬撫でる秋の囁き「やっと逢えたね」