高年大学鯱城学園

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重要文化財研究Important Cultural Property Research

荒子観音 近郊研修

2025-10-21

10月21日(火)重要文化財研究の近郊研修で中川区の荒子観音・荒子城址・寶珠院に出かけました。少し肌寒さを感じる中、荒子駅前に9時30分に集合。35名の参加でした。

荒子公園を経由して荒子観音に到着。山門には円空の最大作品の仁王像が安置されていました。ユーモラスな妙に現代的な顔立ちが印象的でした。

山門の左手には今回のハイライト、重要文化財の多宝塔が立派にたたずんでいました。枯れた色味が非常に歴史を感じさせます。名古屋市内に現存する最古の建築物を拝めました。

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荒子城址 到着

1540年頃、前田利家の父、前田利春が築城。1559年利春が亡くなり、長男の前田利久が引
き継ぐ。1569年信長の命で前田利家が城主となる。縄張りは隣の公園を合わせた狭い土地で、砦程度の大きさだったそうです。

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寶珠院 到着

こちらは名古屋七福神のうち大黒天を祀っているお寺です。開基はなんと荒子観音と同一人物、泰澄大師です。先ずは山門で仁王像に御対面。すごく目力があり、長い時間を感じさせる肢体をお持ちでした。

本堂の中の薬師如来のご尊顔は拝せず残念でしたが、御朱印は種類が多く、皆さん大満足そうでした。

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