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2025-06-26
名古屋城の築城と同時期に開削された堀川の歴史と現状について、市政出前トークを通じて学びました。講師は名古屋市河川計画課の方々です。堀川は、福島正則により開削され、名古屋城西の巾下(はばした)と熱田宮の渡しを結ぶ延長約6キロの川として始まりました。その後、上流の黒川の開削や下流域での新田開発を経て、現在のように名古屋を南北に貫く川へと発展しました。堀川とその周辺には、400年にわたる歴史の中で育まれてきた多くの歴史・文化資源が点在しています。「堀川まちづくり構想」は、こうした歴史や文化、市民団体の活動など、堀川を取り巻く多様な資産を、「民」「産」「学」「官」の協働によって“掛け合わせ”・“つなげる”ことで、堀川とその沿川地域の魅力を融合させ、市民一人ひとりが主役となって「名古屋の母なる川」ににぎわいを創出し、その魅力を発信していくための指針となるものです。現在、堀川では河川整備や浄化をはじめとしたさまざまな施策が進められており、市民活動や市との協働によるまちづくりも活発に行われています。
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