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2023-07-04
先回の「新たなクラブ活動の開始」の続きです。先回はたたら作りによる鉢の制作までを紹介しました。今回は、その続きで、たたら作りによる筒花生の制作と施釉の様子を紹介します。
1. 筒花生の制作
左の写真は先生による作業指導の概要です。最初に四角に伸ばした粘土板を作った後、①その両面をカヤで締め、②円筒の型に巻き付け、③手ろくろを使って底を付けます。
次はクラブ員による制作の様子です。
中央の写真は、厚さ7mmの粘土の板を作るため粘土を叩いています。その後しっぴきで7mmの板を作り長方形の型に沿って粘土を切り取ります。
右の写真は、その粘土の板を円筒形の型に巻き付けています。初めての制作なので柔らかい粘土の扱いに恐々です。
※クリックすると拡大することができます。
2. 施釉
いよいよ施釉です。各自で8種類の釉薬を選び、他には下絵付け等の加飾もします。
左の写真は、釉薬の樽に作品を1、2秒浸し掛けしている様子です。簡単なようで難しく、作品の色合いを左右する作業です。
中央の写真は、樽の釉薬に漬けて乾いた後に作品の底に小さな豆粒状の「より土」を付けています。流れやすい釉薬の場合、炉内で流れた釉薬により作品と台が焼付かないようにします。その後本焼をします。
右の写真は、作業後の大事な清掃の様子です。みんなで、釉薬で汚した床や机、道具を綺麗に清掃します。
※クリックすると拡大することができます。