高年大学鯱城学園

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陶芸Ceramic Art

34期生の歓送

2023-03-15

 34期生は1年間クラブを実施した後、2年間お預け状態となり、2022年やっと残りの1年のクラブ活動が実施できたという学年でした。
 この日は34期/37期合同で昼食会、その後にクラブ活動最後の作品の出来栄えを鑑賞しました。
お昼はイタリアンレストラン、ワインが欲しいと主張する人もいましたが、ジュースで乾杯です。
 その頃楽陶館では、焼きあがった作品たちが早く見てほしいとワクワクしながら待っていました。

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 年度最後の制作の重要なことは、粘土が年度を越えないこと(休みが長いので固まる)。制作期間に頑張って使い切らなくてはいけません。また展示を考慮しないので自由に制作できます。
 34期生の場合は、当然のことながら、思い出作り、最後のチャレンジ、周辺の皆さんのリクエストに答えたプレゼント作りなど、いろいろのことを考えて、購入した粘土の使い切りを目指し、数回のクラブ活動の間に数点以上作った方もいました。
 それら、34期生の作品例を紹介します。まずはろくろで作った大きな鉢の作品。いずれも顔より大きな作品で、取り扱いに力技が必要。どれもきれいな形で、釉もおしゃれです。

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 続いて「可愛い系」の作品を、大きなものから小さなものまで。3つ目の小さなものは、植木鉢の中にちょこんと置きます。

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 黒の釉と白の釉を組み合わせて細かい斑点を作る手法、それぞれに工夫された適用がなされています。

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 過剰な光を吸って場を鎮める黒いマグ、柔らかな緑の空気を漂わせる皿、どんなおうちに連れて帰られるのか、うきうきしています。

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 最後は個性派揃いです。不思議な形に不思議な色の花瓶、自分専用の水彩用パレット、手仕上げの豪快な鉢、それぞれ家で愛用されるでしょう。

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 34期生は、前述のように2年間のお預け状態があったためか、制作活動に思い入れが深いようで真摯な姿勢がいい見本となり、私たちへの助言がとても参考となりました。
 今後は楽陶館を含む各地の陶芸クラブ参加などで続けられる人や、他の活動をされる方等いらっしゃるようですが、このクラブ活動で創作のため発揮された段取り力と美意識で、今後とも活躍されると思います。
 私たち37期生も見習った成果を生かし、38期生に対してよき先輩として活動していきたいと思います。