高年大学鯱城学園

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陶芸Ceramic Art

2024年度の活動開始

2024-06-25

今年度のクラブ活動が始まりました。昨年度からの継続メンバーが5人と新メンバーが8人の13人での活動です。

先ずは土を練って土から空気を出す「菊練り」を学びました。これが基本ですが、なかなか土は手ごわく思う様になりません。

以下の写真は「ひも作り」で、両手で土を転がしひもを何本も作り、そのひもを積み上げて壺を作りました。積み上げ方は、ひもを底になる土の上に乗せて、一本目は内側も外側も上から下に土を指で土を延ばして少しずつ底にくっ付けます。2本目からは、内側は上から下に外側は下から上に土を延ばしてひもを繋げていきます。焦らず根気よくやる事が肝心ですね。

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次の写真は「玉つくり」の様子です。
土を球状に作り、「手ろくろ」の上で底の部分を作ってから下から上に土を延ばして作品の形に作り上げていきます。まさに手作り感を感じる作り方です。メンバーは思い思いに好きな形の茶碗をつくりますが、思い通りには作れないものです。
メンバーはおしゃべりをせず黙々と作品作りに向き合っています。

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次の写真は「タタラ作り」です。
今までとは違って、いくつかの道具を使って作品を作ります。
土を平たくたたいて、ワイヤーの「しっぴき」でその土を切り厚さ7ミリの板状にします。この「しっぴき」を使って土を7ミリに切り出す作業は息を止めて真剣作業になります。失敗したら始めからやり直し。
網目の「かや」で7ミリの板状の土を絞めます。「手ろくろ」の上の型にその土を乗せて徐々に型形状にしていって鉢を作り上げていきます。最後に装飾をして足を3か所付けて終了。

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