夏休みが終わるやいなや「第一回ロビー展」の始まりでした。課題は夏休みの宿題でテーマがボードに書かれていました。
　「夏の風物詩」「物を持つ手」、久屋公園郊外スケッチ（ペン画）、一泊旅行のスケッチ又自分のお気に入りの絵等々です。　
　 それぞれの絵が8階ロビーに飾られました。特に「夏の風物詩」を描く時、何を題にするのか走馬灯のように思い浮かべます。
　夏休みが明け一人ずつ順番に見ていただき、作者の説明と講師の講評、指導の時間でした。
　それは夏祭り、盆踊り、風鈴、神社等、元来日本の風景や習慣、季節感溢れる絵が、目を見張るように生き生きと描かれている作品ばかりでした。
　「夏の風物詩」は「日本の風物詩」でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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