高年大学鯱城学園

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歩いて知ろう会Let's Get To Know By Walking

名古屋市中央卸売市場の見学

2025-10-16

名古屋市には青果物・水産物を取り扱う本場(熱田区)、北部市場(豊山町)と、食肉を取り扱う南部市場(港区)の3つの中央卸売市場があります。今回、私たちは熱田区にある本場を見学しました。朝の早い時間帯ではなかったので、残念ながら競りの様子やところ狭しと動き回るフォークリフトやターレットトラックは見ることができませんでしたが、係りの方の説明と映像で産地から消費者までの生鮮食品の流れと安定供給するためのご苦労を理解することができました。

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市場の1日は
1. 入荷・配列(前日の夕方から深夜、早朝にかけて)全国、世界各地から多種多様な青果物、水産物が市場に運び込まれます。それらを卸売業者が、品目別、種類別、等級別に卸売場に並べます。
2. 水産物と青果物で少し異なりますが、概ね午前3時~7時にかけて売り手の卸売業者と買い手の仲卸業者、売買参加者の間で売買(競り)が行われ、一番高い値をつけた人が品物を買い取ります。
3. 仲卸業者は買い取った品物を小分け、加工したりしてスーパー、小売店、飲食店などの買い出し人に販売します。
4. 昼頃から午後にかけて、事務処理、翌日準備、清掃をします。

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新鮮で多様な食材の安定供給、適正な価格の形成、食の安全・安心の確保等、中央卸売市場の私たちの食生活に直結した大切な役割を学ぶことができました。

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