高年大学鯱城学園

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大人の社会見学Social Tour

第1回学外活動:名古屋市港区防災センター

2024-05-21

2024年の日本は能登半島地震で新年が始まったといっても過言ではない不幸なスタートでした。私たちが住んでいる名古屋でも南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくない時期に入り始めていると聞いています。
そこで私達、大人の社会見学クラブは「名古屋市港防災センター」で災害の疑似体験を通して、いざという時に備え、一人ひとりが災害の実態を正しく知り、それに対処する方法を身につけるための体験学習を受けました。
●地震体験:思わずしゃがんでしまった震度7の揺れ
●煙避難体験:致死率が高いと言われる煙・臭い、ハンカチ等で鼻口を押えて煙避難訓練
●水害DVD+3D映像:明治以降で日本における史上最悪の「伊勢湾台風災害」の記録映像

※クリックすると拡大することができます。

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※被災時に知っておきたい9つのこと
被災時でも食事やトイレなどをいかに日常に近く保てるかは、体と心の平常を保つのにとても大切なこと。東日本大震災など数多くの被災地で活動にあたった自衛官に、被災地で起きがちな困りごとの対策や、できる限り平穏を保つコツを教えてもらいました。
1、 数日分の飲食物を用意する ・・・ 災害直後から救助まで数日分の食料備蓄
2、 避難所はゴミがあふれる問題・・食器にラップなど敷いて食材を盛ると出るゴミはラップだけ、水の節約になる
3、 トイレが足りない!汚い!危険!・・・ 避難所のトイレは不足しがち、簡易トイレの用意
4、 歯みがき用品で健康を保つ ・・・ 被災生活で特に口の中が不衛生だと病気の発症要因になりやすい
5、 ライフスタイルに応じたものを準備 ・・・ アレルギー体質や乳幼児の飲食物は必要に応じた備蓄
6、 避難所では充分休めない ・・・ 避難所ではゆっくり休むのが難しく、アイマスク・耳栓の準備
7、 野菜がなくビタミン不足に ・・・ 被災時の食事はビタミン不足になりがちで不調をきたす原因
8、 食に変化がないと元気が出ない ・・・ 被災地の食事は同じものが続き飽きる、味に変化をつけると良い
9、 温かい食事は心も温める ・・・ カセットコンロで温かい食事があると健康と心の安定にも役立つ
急な災害・非常時に対する常備品や心の準備の体験学習をすることが出来ました。