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2023-10-17
23年10月17日に鳴海製陶株式会社を訪問しました。
1946年に高級食器ボーンチャイナの生産に挑戦、わが国ではじめて量産化に成功した会社で、陶磁器製造は三重県の工場など本社以外で行い、本社工場では陶磁器生産で培った技術を駆使して産業機材事業としてIHやガス調理器用のガラストッププレートなどの耐熱ガラス製品の加工、具材の供給を行っています。
工場建屋は一部戦前のものをそのまま使用しており、外壁にはその名残が散見されるため映画撮影にも使用されています。そういうイメージで拝見すると女工哀史の映画で見たような内部構造であり、ほのぼの感(?)がありました。ガラス・高温加熱・裁断等、製造工場の危険を併せ持つと注意事項を述べられましたが、意外と清潔で、高温でもなく、静かでガラスの飛散もない工場でした。家庭で普通にみられ、使用されているガラスプレートを製造している工場が市内にあり、元は陶磁器工場であったことなど驚きをもって見学することができました。
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