23年1月4日に新築移転したばかりの中村区役所を訪問しました。

　5階の講堂に集合し、担当課長・係長から施設設立の経緯、構造などの説明をいただき、質疑応答に引き続き二班に分かれて順次下層階へと施設を案内していただきました。
　区内四つの小学校を統廃合し、廃校校舎の跡地に新区役所を建設したために小学校の地域拠点としての機能を引き継ぐことに様々な考慮を払われたそうです。竹中工務店によって建設され、建設費は80億円余でした。

　特徴として、市民ならだれでも自由に利用できる多目的広場・交流拠点スペース、テラスを備え、お悔やみコーナーという他では見慣れない部署も設置されていました。また、県産木材をふんだんに活用し、見た目にも優しさ温かさが演出されていました。

　行政機関としては保健センター・土木事務所・税務署などワンストップサービスをも考慮した複合庁舎となっています。三階のテラスは緑がふんだんに配置されており、シーズンによっては弁当持ちでちょっとしたハイキング気分に浸れそうでした。
　交流拠点は気の合った仲間同士でまた小さめのグループで食事会、勉強会、ピンポン大会などもでき、八割程度埋まっているそうです。
　多目的広場はいろんなグループが仲良く遊べそうで今後の利用状況が楽しみでした。

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