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社会研究Social Research

第4回見学会 揚輝荘

2022-07-05

 揚輝荘は大正から昭和初期にかけて松坂屋初代社長の伊藤次郎左衛門祐民氏の別荘として建築された。揚輝荘は個人の別荘にとどまらず、皇族、政治家、実業家、文化人などの迎賓館であり、社交場でもあった。平成19年に名古屋市に寄附されて、聴松閣、揚輝荘座敷、伴華楼、三賞亭、白雲橋が市の指定有形文化財となった。今は定期的に各種イベントが開催されるなど、多くの市民や観光客が訪れる施設となっている。
 聴松閣を2グループに分かれて見学した。各部屋の構造・壁・天井・床・調度品や匠の技術など丁寧に解説していただき、興味深く建築当時の祐民氏の想いを知ることができた。見学できなかった庭園は市内の紅葉の隠れ名所とのことで秋には再訪したいと思います。
 あいにくの天候でしたが、皆様の協力と、ガイドや職員の方々からの松坂屋のおもてなしを感じながらの見学会ができましたことに感謝します。
 (参加者39/43名)

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