高年大学鯱城学園

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社会研究Social Research

第3回社会見学会「ブラザーミュージアム」

2025-06-24

100余年前、地元名古屋の地でミシンの修理店を創業して以来、自らミシン製造を始め、次第に時代の要請を汲み取って、タイプライター、洗濯機、掃除機などを開発、さらには高速プリンターや複合機など、事業の多角化、グローバル化を推進してきている企業の “暮らしを支えるモノづくり” の過程と現状を見学できた。見学に当たっては2グループ(1・2班)、(3・4班)に分かれて、それぞれスタッフの丁寧な説明を受けながら見学した。

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見学箇所は、①ミシンゾーン、②ヒストリーゾーン、③プロダクトゾーンの3つに分かれており、①では、麦の茎を利用した麦わら帽子製造用水圧機から環縫ミシンへ、開発順に進歩過程の各種ミシン、外国製品も含めて展示されており、とくに1・2階の広い壁面の「ミシンの壁」には75台余が整然と展示されており圧巻。②はミシン技術から発展させて、創業者の息子兄弟中心に(社名ブラザーの由来)、編み機・洗濯機など各種家電、オートバイ、タイプライター、プリンターなど事務機開発へと拡張させていった歴史の展示。③ではブラザーの全事業と現在取り扱っている商品類が紹介されていて、ミシンや複合機だけでなくカラオケや各種工業用製品などが展示されていた。

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一通り見学した後は、それぞれ希望に応じて、ミシンでの刺繍縫やラベルプリントなどの実演を経験。作ったサンプルを持ち帰ることもできた。

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