先日、長瀬王座からタイトルを奪取した将棋を、ＡＢＥＭＡテレビにかじりついて観ていました。
　解説のプロの評価・ＡＩの評価・素人の私（一応2段です）の評価でも、長瀬王座の勝ちは明白でした。
　ネットやプロの解説では、長瀬王座の敗着手により逆転したとの事ですが、考慮時間1分で指さなければならない中で、その直前に相手を狂わせる勝負手を、藤井八冠は指しているのです。それはＡＩによる予想手の5つの候補にも入っていない、実は悪手です。世間では天才とか努力の人とか言われている藤井八冠ですが、上に立つ人はそれだけではない‘何か’を持っている気がします。
　66歳になり今更ですが、私も’何か‘を持つ人間になりたいものです。
　鯱城学園の皆さんも、これからが勝負かもしれませんね。