高年大学鯱城学園

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社会研究Social Research

第1回見学会 メタウォーター下水道科学館なごや、名城水処理センター

2022-05-24

 下水道の歴史と下水処理方法、維持管理、災害への備えなどについて映像や展示で理解を深めた。また、希望者20名は水処理センターに入り、沈殿池や反応タンクなど処理行程の現状を視察した。
 市下水道は供用開始から110年になり、時代と共にその役割が変遷してきた。初期の環境浄化による公衆衛生の向上から流域の水質保全、汚泥の有効利用、高度処理さらに浸水対策など広域的治水事業へと進展している。市内下水管の6割は汚水と雨水が混ざる「合流式」のため、強い雨の時には未処理水が放出される。降雨時の簡易処理高度化による汚濁軽減や、雨水滞水池などの巨大施設の建設によって一時貯留と処理が可能となりつつある。
 当水処理センターの放流先である堀川は、堆積したヘドロの浚渫工事等の浄化事業も進行しており“清流堀川”を期待したい。 
(参加者35/43名)

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